2024年12月17日放送の番組「オモウマい店」で紹介の、ながーーい麺が話題のラーメン。
椅子の上に立ち上がらなければ全部が撮影できないほどの麺の長さに、
どこまで長いか見てみたい!どこで食べられる?と気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、長い長い麺が気になるラーメンはどこで食べられるのか、
どうしてこんなに長い麺なのかについても調べてみました!
【オモウマい店】6mという麺の長さが話題のラーメンが登場!
2024年12月17日放送の「オモウマい店」にも登場、熊本県人吉市のラーメン店で提供されるのが
長さ6mの麺を使ったとんこつラーメン!
箸で持ち上げても先が見えず、椅子の上に立ち上がらないと撮影できないほどの長い麺が衝撃ですよね。
この気になるラーメンが食べられるお店はどこにあるのでしょうか?
全長6mの長ーい麺が特徴のラーメン店はどこ?熊本・人吉市の「大勝軒」
長さ6mのとんこつラーメンが食べられるのは、熊本県人吉市のラーメン店「大勝軒」さんです。
画像引用元:食べログ https://tabelog.com/imgview/original?id=r27218203404238
人吉の地で30年以上営業を続けてきた「大勝軒」。
ここで2年前から提供されているのが、長さ6mの自家製麺を使ったとんこつラーメンなんです。
長い麺が特徴のラーメンは「球磨川ラーメン」
その名は、「球磨川ラーメン」。熊本県・人吉市を流れる川の名前ですね。
なんといっても自家製の6mの中太麺が最大の特徴のラーメンですが、
とんこつスープに肉厚のチャーシュー、海苔にきくらげもたっぷり入って、
値段はなんと、 650円! 驚きの安さです!!
「球磨川ラーメン」を味わったことのある方も、美味しいと評判のようです。
絶対写真にも撮りたくなるラーメンですよね!
「球磨川ラーメン」誕生の背景には人吉地方の豪雨災害が
では、この長さ6mの麺を使ったラーメン、どうやって誕生したのでしょうか?
画像引用元:熊本県公式観光サイト https://kumamoto.guide/spots/detail/2773
それは、4年前に熊本県人吉地方を襲った水害に関係がありました。
2020年7月。豪雨により球磨川が氾濫し、全世帯の約5分の1に相当するという約3000世帯が浸水。
21人が命を落とした大規模な水害は、現在も復興が進められている途中です。
まだみなさんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
人吉市の中心部で28年間営業してきた「大勝軒」さんも被災しました。
店を一人で切り盛りしてきた店主の原田政勝さんは当時78歳。
同じ場所での店の再開を強く願いましたが、2階まで浸水したお店は解体せざるをえなかったそうです。
それでも原田さんはなんと、災害のあった年の年末には、人吉駅前の災害復興仮設商店街での営業を再開します。
この時から仮設店で始めた新メニューが、
自家製の6mの麺を使った「長長長メン 球磨川ラーメン」だったんです!
災害を忘れないようにとの思いも込めて、球磨川のように長い麺で作ったそうです。
こうして「球磨川ラーメン」は人吉復興の象徴的なメニューとしてもメディアで紹介されるようになり、
現在に至っているんですね。
そして、2022年12月6日からは、、、
今の場所(もともとお店があった場所)で再び営業を始めています!
お店をあきらめなかったパワーはすごい!
背景を知るとなおさら、訪れて食べてみたい気持ちになります。
「大勝軒」のアクセス ほか詳細情報
全長6mの「球磨川ラーメン」が食べられるお店「大勝軒」さんの場所はこちら。
住所:熊本県人吉市紺屋町118
交通:くま川鉄道人吉温泉駅から533m
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~0:00
予約:予約不可
駐車場:なし
店舗の情報は最新のものと異なる場合もあります。ご注意ください。
とんこつラーメン ¥550
しょうゆラーメン ¥550
黒ラー油ラーメン ¥650
塩バターラーメン ¥750 and more….
まとめ|【オモウマい店】人吉市・6mの長い麺が話題の「球磨川ラーメン」は「大勝軒」さんで!
今回は、長ーーーい麺で話題の「球磨川ラーメン」と、そのお店「大勝軒」さんについて
お伝えしました。
・「球磨川ラーメン」の麺の長さは6m!「大勝軒」さんの人気メニュー
・誕生のきっかけは4年前の人吉市の水害。悲劇を忘れず街に元気を呼び込むための味。
・被害に負けず、元の場所に再び店舗を構えて営業を続ける店主の思いとパワーはすごい!
長く長く、多くの人の記憶に刻まれる味になってほしいですね。
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