日本ミステリー界の巨匠・綾辻行人（あやつじゆきと）さんの代表作「館」シリーズ。
「十角館の殺人」から始まる9作で累計発行部数は750万部を突破、世界中のファンから支持を得ています。
2024年３月、「映像化不可能」な傑作「十角館の殺人」がドラマ化され大きな話題になるとともに、
予想と期待を超える表現方法に称賛の声があがりました。
この度、この「館」シリーズの映像化第２弾が決定！
いつから？どの「館」が？？
気になる疑問に迫ります！
推理作家・綾辻行人の代表作「館」シリーズ｜映像化第２弾が決定！
日本のミステリー界を代表する作家の一人、綾辻行人さんの代表作、「館」シリーズ。
風変わりな「館」を舞台に巻き起こる事件を描く、長編推理小説のシリーズで、『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで9作が発表されていて、累計発行部数750万部突破のベストセラーです。
2024年3月には、デビュー作にしてシリーズ第１作、「映像化不可能」とされた傑作「十角館の殺人」がドラマ化。
大きな話題になると共に、予想を覆す表現方法に称賛の声があがりました。
それから9ヶ月—
なんと、「館」シリーズ映像化の第２弾が発表されました！
第２弾に対して、早くも多くのファンから予想と期待の声が相次いでいます。
次はどの「館」？いつから見られる？？ …気になりますよね。
綾辻行人の代表作「館」シリーズとは
風変わりな「館」を舞台にした、大人気長編推理小説９作
伝説の建築家・中村青司が各地で建てた風変わりな「館」を舞台に、次々と起こる不可解な惨劇を描くシリーズで、
発表されているのは「十角館の殺人」から「奇面館の殺人」まで9作です。
累計発行部数は750万部を突破。
世界中のミステリーファンから支持を受け、現在は第10作・最終作となる「双子館の殺人」の執筆が進んでいます。
「秘密の抜け道」「隠し部屋」という本格ミステリーの禁じ手をあえて用いるなど、綾辻行人さん特有の世界観が読者を惹きつけるだけでなく、最大の特徴は、
叙述トリックを駆使したストーリーと終盤での大胆な「どんでん返し」。
伏線が一気に回収される場面は、夢中になって読んでしまいます。
こちらの９作。
■「十角館の殺人」1987年 …十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島が舞台
■「水車館の殺人」1988年 …仮面の当主と孤独な美少女が住まう館が舞台
■「迷路館の殺人」1988年 …奇妙奇天烈な地下の館、迷路館が舞台
■「人形館の殺人」1989年 …顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む京都の館が舞台
■「時計館の殺人（上・下）」1991年 …鎌倉のはずれに建つ時計で溢れた館が舞台
■「黒猫館の殺人」1992年 …深い森の中に建つ黒猫館が舞台
■「暗黒館の殺人（１～４）」2004年 …湖上の小島に建つ漆黒の館が舞台
■「びっくり館の殺人」2006年 …あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、びっくり館が舞台
■「奇面館の殺人（上・下）」2012年 …客人は全員「鍵の掛かる仮面」で顔を隠さねばならない館が舞台
■「双子館の殺人」執筆中
Michiru十角館から黒猫館までのハイペースな執筆が驚きです！
「映像化不可能」なシリーズ第１作「十角館の殺人」が衝撃のドラマ化
大人気シリーズ９作もありながら、なぜか映像化はされてこなかった「館」シリーズでしたが、、、
2024年３月、シリーズ第１作にして今も多くの読者に衝撃を与え続けている傑作「十角館の殺人」がドラマ化、Huluで配信されました（配信中）。
好奇心旺盛な大学生の江南(かわみなみ)孝明とミステリー好きな島田潔のコンビが活躍し、
十角形の館が建つ絶海の孤島で起こる連続殺人と、海を隔てた本土での推理が並行して展開するストーリーです。
主人公の江南をドラマ初主演となる奥智哉さんが、江南と共に謎を追う島田を青木崇高さんが演じたほか、
濱田マリさん、草刈民代さん、仲村トオルさんなど実力派のキャストが揃ったことでも話題を呼びました。
Michiru青木崇高さんの演じる島田潔が原作イメージぴったりです！
しかし、それ以上に最大の注目を集めたのが、、、、
この作品のトリックが「どのようにして映像化されるのか？」ということ。
傑作と言われながら、発表から40年近く映像化されなかったのは、「不可能」だったからなんです。
巧妙な叙述トリックを全編に仕掛けながら、終盤近くの「たった1行のセリフ」で全てを明らかにする
・・・という手法でミステリー界に衝撃を与えたのが「十角館の殺人」。
原作を読んだ誰もが、あの1行を？どうやって？ と思ったんですね。
Michiru私もその1行を目にした時は「えっ！」と声が出ました！
しかし、大きな話題が集まる中で配信がスタートすると、期待と少しの不安の声は称賛に変わりました。
配信開始1週間でHuluの累計視聴総合ランキングで1位を獲得。
2024年のHulu年間視聴ランキングの「Huluオリジナル部門」で堂々の1位！
期待を裏切らない、原作を読んだファンも納得の映像化、という結果になったんですね。
配信開始から９ヶ月以上が経った今も、国内外で大きな注目を集め続けています。
「館」シリーズ 第２弾の映像化が発表！
と、ものすごい衝撃を与えた「十角館の殺人」ドラマ化から９ヶ月。
その興奮も冷めやらぬままに、来年2025年、「館」シリーズの映像化第2弾が決定しました！
「十角館の殺人」に続き、内片輝監督が続投し、ミステリーファンを魅了してやまない綾辻さんの作品の世界観を緻密に丁寧に描き出すとのこと。
綾辻行人さんも映像化第２弾に大きな自信と期待を寄せています。
『十角館』をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくＯＫを出しました。
いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが『なるほど』と頷いてくださるでしょう。
引用元：https://news.hulu.jp/yakata_series_2/
「十角館」の映像化への信頼感からも、ファンの間では、第２弾が早くも大きな話題になっています！
「時計館」を望む声多い印象ですが、それぞれに「好きな館」があるんですよね。
順番に全部映像化してほしいという声も多く見られ、改めて「館」シリーズの人気の高さが伺えます。
Michiruちなみに私も「時計館」希望！
現在のところ、どの「館」が映像化されるのか、また詳しい時期についても明らかになっていません。
これは必ず続報をお伝えします！！！
「十角館の殺人」の地上波放送も！
なんと、「十角館の殺人」も、年末年始に地上波で放送されますよ！！
■ 日本テレビ（関東ローカル）、静岡第一テレビ、広島テレビ、ミヤギテレビ
第1話＆第2話 2024年12月30日（月）25時24分～27時32分
第3話 2025年1月1日（水）24時50分～25時54分
第4話 2025年1月2日（木）25時44分～26時45分
第5話 2025年1月3日（金）25時44分～26時48分
■ 読売テレビ2025年1月1日（水）～1月5日（日）深夜放送予定
※放送時間は変更になる場合があります。詳細は各局の番組表をご確認ください。
ドラマが初見の人は、原作の「あの１行」の部分でどう思うのかなーーーと気になります。
いい形で映像化されると、原作を読んだ人もそうじゃない人も楽しめるのが素晴らしいですね！
Huluに加入していないと残念に思っていた方も、この機会に是非！
まとめ｜綾辻行人「館」シリーズ第２弾映像化決定！どの館をいつ？大注目です！
今回は、ミステリー作家・綾辻行人さんのデビュー作にして大人気作、今年映像化でも大きな話題を呼んだ、
「十角館の殺人」に続く第２弾「館」シリーズの映像化についてお伝えしました。
・「館」シリーズ映像化第２弾 2025年に制作決定（Hulu独占配信）
・どの「館」か、時期については続報に期待
・ファンの期待が高いのは「時計館」か
「十角館の殺人」映像化がとても良かっただけに、第2弾への期待は自然と高まりますよね。
次はどんな形で小説の世界が目の前に現れるのか、とても楽しみです。
ドラマを見ていないという方も、原作を読んでいない方も、年末年始に是非見てみていただきたいおススメです！
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